Fanfic

※2001年2月11日~2003年6月頃にやっていたサイトのときのもの。抜粋。FF8(アースコ)のみ。

Sweets

だって僕は君が居ればそれで良いんだ。 ~3月14日まであと1日~ 「ね、スコール。考えた?」 「何を...

花見酒

どちらからともなく花見に行こうということになって、久々に重なったオフを利用して遠出することになった。...

Forget-Me-Not

彼は言った、「覚えてない」と。その一言がこんなにも僕を苦しめていたのに。 石で出来た古い孤児院。大好...

Rainy Days

雨季特有の気まぐれな雨。降っては止んでを繰り返し、何をするにも気力が沸かない、そんな一日。 「う~~...

神鳴

こんな日は泣きたくなる。 世界を飲み込んでしまうような雨の音と、頭に響く雷鳴と。 身体は疲れているの...

優しい雨

何時だったか、こんな夢を見た。 見晴らしの良い草原に気の合う仲間達。そこでは明るい空の下柔らかな日照...

Pierced Earring

一番初めにそれに気が付いたのはキスティスだった。あいつはまだ気が付いていない。いや、気が付かないフリ...

星月夜

目の前には満天の星空、隣には最愛の恋人。 「『降るような』っていうのはこういうのを言うんだろうな」 ...

The Way to The Home

長く続くフリーウェイはやがて街を抜け、郊外の牧草地帯へと入って行く。既に夕方と呼べる時間帯になってい...

The First…

秋もその終わりを告げ、寒さも一段と厳しくなった11月の暮れ。朽葉色した校庭では、年少クラスの生徒達が...

貴方に…

聖夜。星降るこの夜に貴方と共に在ることを感謝します。 The first Nowell the an...

Light on The Christmas

灯り始めた街の灯は、何だか少し暖かくて、何だか少し嬉しくなった。 クリスマス・イヴ。街全体がそわそわ...

Dawn

12月31日、一年の最後の日。僕は任務でガーデンを離れていた。こんな日に任務? なんて愚痴を零したい...

On February 14

一女子生徒の告白。 ねぇねぇ聞いてよ。昨日のヴァレンタインさぁ、一週間も前から準備して「ラッピングは...

Prologue

気持ちの良い朝。ガーデンは今だ寝静まったままで、しんとした空気が漂っている。 その日何となく早く目の...

Say Happy Birthday to Me

23時28分、23時29分…23時30分。 いつからこうしているだろう。携帯電話のディスプレイに表示...

Tears

泣きたくなったのはどうしてなんだろう――― たまたま休暇を貰ったので、少し遠くまで足を伸ばしてみた。...

Candle Service

「ロウソクの灯って不思議だよね」 最後のロウソクに火を点しながらアーヴァインが言った。 今日から待降...